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バイオ燃料が大気汚染の原因に、人間の寿命に影響も

環境に優しいとされる「バイオ燃料」の原料となる植物の栽培が、
大気汚染につながる可能性があることが、1月6日、分かった。

その研究結果が、科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された。

成長の際に大気中の二酸化炭素を吸収するため、
植物は、燃焼させても吸収した二酸化炭素が大気中に戻るだけで、
環境に優しいとされている。

英ランカスター大学のニック・ヒューイット氏は、
同研究に携わり、
バイオ燃料の原料となる植物を育てることは、
大気中の二酸化炭素の量を減少させる点で効果的な一方、
「バイオ燃料は大気の質に悪影響を与える可能性がある」
と指摘。

研究によれば、
バイオ燃料の原料となる、ポプラや柳、ユーカリの木は成長が早く、
再生可能な木質燃料として使用されているが、
成長の過程で「イソプレン」という
化学物質を高いレベルで放出するのだという。

イソプレンは、太陽光の下で他の汚染物質と反応し、
有害なオゾンを生成する。

また、欧州で大規模なバイオ燃料用の植物栽培が行われているとし、
人間の寿命や農作物の収穫量に
少なからず影響を与える可能性があるとも指摘した。

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